• 講演者:石渡 哲哉 氏(芝浦工業大学)
    • 題目:Landau-Lifchitz方程式に対する構造保存型差分法について
    • 日時:平成24年6月6日(水)16:30〜17:30

磁性体中の電子スピンの動きを記述するLandau-Lifshitz方程式や、 液晶の配向ベクトルの動きを記述するEriksen-Leslieモデルなど、ベクトル値発展方程式(系)について考える。 これらの解は、時間発展の際各点でベクトルの長さを変えないという特徴を持つ。 ここでは、Landau-Lifshitz方程式を中心に扱い、長さ保存性およびエネルギー構造を共に継承する差分スキームを提案し、 このスキームに対する一意可解性、収束性等などの結果や、現時点での問題点、それに対する改善案などにについて報告する。 時間があれば、他のモデルなどについても言及する。

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  • 最終更新: 2017/11/16 23:31
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