正則曲線の微分幾何学においては、 動標構を用いて曲率を定義する方法が古くから知られており、 曲率と曲線の性質の様々な関係が研究されている。 本講演では、特異点を持つ曲線に対して動標構及び曲率を定義し、 その幾何学的な性質や応用について紹介する。 更に、その高次元化である枠付き曲面の微分幾何学と、 その特異点論への応用についても紹介する。 本講演は高橋雅朋氏(室蘭工業大学)との共同研究に基づくものである。
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