古典的なスカラー・ベクトルポテンシャルをもつ相対論的ハミルトニアン表象 \([(\xi-A(x))^2+m^2]^{1/2}+V(x)\) に対する3つの相対論的シュレーディンガー作用素を考える。 先ず、この3つが定数磁場のときには一致するが、一般には相異なり、またゲージ変換に対して共変かどうかについて述べる。 次に、この3つの作用素に対する虚数時間シュレーディンガー方程式、即ち、熱方程式、の解に対する経路積分表示に関するサーベイを行う。 表示は、右連続、左極限を持つ不連続経路達の空間上のレヴィー過程が関わる。
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