3次元粘性非圧縮流体の Navier-Stokes方程式の一次元モデル方程式である Constantin-Lax-Majda方程式の解の大域存在と解の爆発について講演する。 十分粘性係数が小さければ渦度の引き延ばし表現する非線形項の影響で、いかなる粘性拡散に対しても解が爆発することが示される。 講演では厳密な数学証明を示し、それで示されない範囲については数値計算を行って数学証明を補う。
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