消散的線形波動方程式: \[
u_{tt} - u_{xx} + u_{t} = 0,
\] の $1$次元外部混合問題を中心に扱う。 最初に、講演者によって開発された「時間積分法」の適用により、上の方程式の新しい解の減衰評価を紹介し、 その後、その結果を既存の手法(Fourier 変換法)との関連で説明し、 より一般的な定理へと導いてゆく。 時間があれば、半線形波動方程式の Fujita exponentに関する結果と関連付けて話す予定である。
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